気まぐれで買ったファミコンのゲームをプレイしておこうかな。
第一回目は『まじゃべんちゃー 麻雀戦記』で御座います。
というか、果たして二回目はあるのか……
※日記の最後にギャラリーを設けました
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さて。物語は「オニオガルド」と呼ばれる国から始まる。それはそれは鬼のように強い国だったそうで……
そこへ「まじゃおう」と名乗る雀鬼……もとい、魔王が現れる。
……魔蛇王!? (いやいやゲームが違うと思います)
まじゃおうとの麻雀勝負に誰も勝つ事は出来なかった。
オニオガルドは乗っ取られてしまい、挙げ句に複数の国に分割されてしまう。
それにしても……麻雀により雌雄を決するのか。平和じゃないか。
そこへ現れる何も知らない主人公。
道中、何者かに挑まれた麻雀勝負に打ち勝つも、何が何だか分からないまま城へ連れて行かれてしまう。
麻雀の強い戦士を捜し求めていた城主から「まじゃおう打倒」を依頼される主人公。
かくして、主人公のオニオガルド平定の戦が始まる……
目次
ひたすら麻雀に明け暮れる
ゲームルールは至ってシンプル。とにかく敵を麻雀で打ち破るべし!
ゲーム進行はRPG風だが、敵のエンカウントは所定の位置のみっぽい。フィールドのグラフィックは「すごろく」を彷彿とさせますね。
南方に「CLOSE」と書かれた施設(関所かな)がある。入ってみると……
現れたのは可愛らしい門番さん。これまたグラマラス。大好物です!門を通るには鍵が必要らしい。
待ち受ける敵も、これまた可愛い。ゆるいグラフィックが何とも言えません。
敵を倒すと……
可愛い女子に変身……闘争心が大いに湧きますね。
こうなると、やたらと女子を見たくなる私。とにかく女子を見せろ!
ぐへへ……ぶっ倒してやる☆
その結果……
すっぽんぽんじゃないですかあああああ。可愛い! 可愛い!
よーし……どんどん○○しちまうべか!
「ソルジャー」……ただの「せんとういん」ではなさそう。だがしかし、エロの力の前では如何なる敵であろうとも雑魚同然。
全力で引っぺがし、ニャンニャンしてやるわ!(そういうゲームじゃない!)
どうでもいいけど、私の場合「麻雀」はただのおまけだったりする。
目的は、ただ一つ。可愛い女子を眺める。
いっつーさん……とんちが好きそうな名前だ。
その名の通り、一気通貫で撃破されてしまった……グッタリ。
まあ、それでも倒しますけどね。
数々の敵を撃破し、ついに最初のボスへ辿り着く。
次のステージへ進むには、この「こっきょうのばんにん」を倒さなくてはならない。
これがまた……鬼畜過ぎる。
れ、レンホーだと…… orz 心が折れるわぁ……
何度も何度も戦いを挑むが、端から撃破されてしまう私。
「貴様の雀力……見切ったわ!!」などと脳内で勝手に台詞を作り、やっとの思いで撃破。苦労したよ……
鬼のように強いのに、得られる報酬がたったの「80えん」……
待て。「えん」は「えん」でも「円」ではないのかも知れない。まあ、あまり深い事を考えてはいけない。ね。
「まじゃおう……首を洗って待っていろ!」と脳内で台詞を作る私でした
『まじゃべんちゃー』は脱衣麻雀を意識してるのでしょうかね。というか、脱衣麻雀なのか。
いずれにしても、おっぱいサービスを期待するのは愚の骨頂でしょうかね。まあ、せっかくだから最後までプレイしてみようかな。今回はここまでにしておくけど。
グラフィックは今見ても色褪せず、ちっとも悪くない。絵柄が好みだからかな。
Wikipediaによると、キャラデザイン担当は漫画家の「みやさかたかし」氏らしい。
今度、漫画を探して読んでみよう。
当時、このゲームを知ったとしても私ではプレイできなかったでしょう。今だから遊べるゲームでしょうかね。ゲームバランスが色々とアレで御座いますが……
とは言え、「不条理」でさえも、楽しむ。
これぞ、レトロゲームの醍醐味だと存じます。ええ。
ついでに『まじゃべんちゃー』の歴史を振り返ってみては如何でしょうかね! リンク先は、密かに崇拝しているおにたま氏のウェブサイトで御座います。
ここからが本当の地獄だった……
次のステージは「かわきのくに」で御座います。
「さくさくと敵を撃破だぜ!」と言いたいところたが、これがまた大苦戦。
やっぱりね、ゲームバランスよくないよ……絵は可愛いのに!
ぼ、暴力反対!? こっちも散々ボコボコにされとるわ惚け茄子が!
ん……?
これまで色んな麻雀ゲームをプレイしてきたが……
「国士無双」を食らうのは生まれて初めてだよ!!
おまけに「地和」ってあなた……アホか! ここに鬼畜がいますよおおおおおお!
この後の戦闘では「流し満貫」まで食らい……狙って作れる役じゃないでしょうが!
ゲームシステムの不備?
ボスである「さばくのばんにん」にちっとも勝てない……
この麻雀ゲーム、致命的なシステムの不備が御座います。
それは……どれだけ敵に勝っても、点数が増えない。
確実に上がるためにはリーチが不可欠。「リーチのみ」でも上がりは上がりなのだ!
だがしかし、リーチするには当然の如く点数が必要。リーチすると点数が減らされ、敵に勝っても増える事は御座いません。「点数=HP」的な演出なのだろうが……
ただ、こちらも「テクニック」を利用可能。
現在のテクニックは「パイこうかん」のみ。これだけで勝ち続けるのは厳しい物が御座いますが……何も使えないよりはましか。ここまで勝てないと「裏技」を使いたくなっちゃう!
可能な限り、無傷でボスまで辿り着きたいところ。
となると、雑魚は一撃で仕留めないと……
長丁場は危険だが、都合よく上がれれば苦労もないわけで。
このゲームの唯一の救いは、負けてもステージの最初に戻るだけ。さっと再開する事が出来る。よしんばタイトル画面とかに戻されたら「またパスワード打たせるのかよ!」と大暴れするところで御座います。まあ、『まじゃべんちゃー麻雀戦記』のパスワードは『覇邪の封印』と比べたら赤子のおもちゃも同然で……
ああ、どうでもいい話ですが、『覇邪の封印』のパスワード、鬼のように長かったの。是非ともプレイして頂きたい。
果たして、『まじゃべんちゃー 麻雀戦記』のクリアは叶うのか。
その道のりは険しく、そして長い……★
まじゃおうを目指して
「かわきのくに」でボコボコ! ちっとも「さばくのばんにん」に勝てん。
……ボスまで雑魚戦が三回あるわけだが……可能な限り雑魚をスマートに仕留め、体力とPOWの温存に努めよう。
その結果……
やっと勝ったぞこん畜生があああああああ!!
ぶっちゃけ、心が完全に折れる寸前だったのよ。粘った甲斐があったぜえええええ!
「やみのくに」へ進む
続いて「やみのくに」へ……
ほほう……なるほど。お金をここで使うのだな。
武器屋を目指し、南へ進んでみるべか。
よし、君を買おう……じゃなく、武器と防具を購入。「ふたごのたんけん」と「じょうぶなふく」を買ってみた。強くなるかしら。
新たな技「タンヤオ」を修得したので、戦闘を優位に進められると期待……
「ダークネス」か……
早速「タンヤオ」を使ってみる。すると……
ちょっと待った! これは頑張れば四暗刻も……!?
などと欲張るとろくな目に遭わない。だもんで、ここは手堅く行くべか……
と、思ったら
…… orz き、鬼畜だ……
だがしかし! 簡単に諦めると思ったら大間違い!!
え……向こうの道!? まあ、勝ったからどうでもいいか☆
勝っては負け、勝っては負けの繰り返し……
七転八倒の末、辿り着いたボスは……
ボス「やみのばんにん」の元へ到着! POWは節約したので、存分に技を使わせて頂こうかな!
ボスの撃破に難航するかと思いきや……まさかのストレート勝ち。
「タンヤオ」が物凄く使えるwww これはいい技だ!!
そうして、新たなステージへ……
「しろがねのくに」の攻防戦
「まじゃおうはどこだアホンダラぁ!!」と「しろがねのくに」へ乗り込む勇者。
「しろがねのくに」は雪原の模様……でも可愛らしいグラフィックにほっこりした☆
さ、ちゃちゃっとぶちのめしてやるか!
まずは装備を強化するべ。
門番さんが気になる事を……
進むにしても「ぎんのかぎ」が必要。ひとまず後回しでもいいのかな。
もう一つのショップでとんでもないアイテムを発見!
「いっぱつリーチ」ですって!? 欲しい! 買うに決まってるだろうが!
とは言え……これ、敵に全ての上がり配を握られてたら意味ないよね。
つまり、「カンチャン待ち」や「単騎待ち」はすこぶる危険……別の麻雀ゲームで経験してるからなぁ……
「一発リーチなのにいつまでも上がれねえぞ……バグだ!」← 実は上がれる方がバグ
だが、ボス戦で威力を発揮してくれそうだ。だもんで、いくつか買っておこうかな。
立ちはだかる敵をなぎ払い、「しろがねのくに」を支配しているボスへ辿り着く。
私は既にしょぼくれた勇者ではないのだよ。蹴散らしてくれるわ!
笑止千万……弱い! 弱すぎるわ!! ※積み込み技とアイテム使ってます
滞りなく「しろがねのくに」をクリア! 想定外のスピードクリアにびっくり☆
「ふかきもりのくに」でしっぽりと
お次は「ふかきもりのくに」で御座います。
とにかく敵を蹴散らすべか。
ところで、勇者のレベルは……
着々と「積み込み技」を修得してる模様。くくく……☆
この「グレートハヤテ」……細かくちゃっちゃと上がりやがる……!
じゃあ、新技「ジハイ」を使わせて貰うわ。
効果的に積み込み技を運用していけば楽勝じゃないのかな!? かな!
序盤に体験した地獄が嘘のよう。もう勇者の進撃は誰にも止められぬわ!
「しんりんのばんにん」と対峙!
ささっと撃破……
残念でした! もう、コツはつかみましたから☆
「うなばらのくに」へ進攻
さくさく進むかと思ったら……再び足止め。
そう。敵の防御力が高く、上がってもダメージを与えられない。
『まじゃべんちゃー麻雀戦記』の進め方として、とにかく「積み込み技」を積極的に運用していかないと、いつまでも敵に勝てない。
こちらも防御力が上がってくるとダメージを受けにくくなるのだが……POWを使い切ってしまった状態だと、勝つ事も負ける事も出来なくなってしまう。
「逃げる」コマンドは用意されてない。これはこれでストレスが溜まる……
「うみのばんにん」と対峙。
ささっと撃破……
変身後のグラフィックが可愛い……☆
敵ながら気の毒なり……まあ、平社員も使われるばっかですけどね!
「いただきのくに」へ進み……
「やまのばんにん」をささっと撃破。
そして、「いにしえのくに」へ進む。
どうやら、ここには伝説の何かがあるらしい。
……アホな部下たちを撃破し、「でんせつのよろい」を手に入れ……
買うのかよ!!
「いせきのばんにん」を速攻で倒す。
この辺りまで来ると、もうすっかり「作業」状態。
とは言え、思いの外に手こずる……敵は固いしHPは多いし……
「しずけさのくに」でバトル
※2015/04/29:プレイ環境を互換機からニューファミコンへ移したので、途中から画質が変わってます。実は「FC POCKET」の方が画面が明るく画質がよかったww
※2015/04/30 追記 :画質をよくよく比較してみると、一概に「FC POCKETの方がいい」とは言い切れなさそう。だもんで、訂正しておきます。
ささっとクリアするベ。ささっと。
積み込み技「ドウシュハイ」を最強の技とし、惜しみなくPOWをぶっ込むべし!
ボスへ辿り着く……
全力で勝負! そして……
めちゃくちゃ楽しそうだなおい! というわけで撃破せり……☆
「まよいのくに」でうろうろ……
ここで「ひかりのかぎ」を手に入れる。
あ、これは「伝説の何か」に違いない。すっかり忘れてた。
「くらやみのくに」へ戻り、「でんせつのよろい」をゲット。
これまた「100えん」で売られてた……
「こんらんのばんにん」をさっと撃破。
親玉はまだか!
最終ステージ「さいごのくに」
一人目の敵は……
四天王……て事は、全部で四人と対戦するわけか。
まあ、いいや。ひとまず一人目を撃破。
残りの三人も撃破。手こずったわぁ……
そして、いよいよ最後のボス「まじゃおう」へ辿り着く。
「全力で仕留めてやる」と思いきや……
積み込み技を封じられた!? ずるいずるい! ハンディキャップかよ!!
……何故か「パイこうかん」は有効だった。でも、やっぱ他の技は駄目。
何度か敗北を喫し、「やっと撃破した!」と思いきや……
POWがほとんど残ってないのに……
最後の「パイこうかん」を使用し、ラストチャンスに賭ける。
ひたすら鳴きまくり、どれだけしょっぱい手であろうとも上がってやる。
そうして……
くっくっく……まじゃおうさんよ、背中が煤けてるぜ☆
まじゃおうを見事に倒した勇者。
勇者はまじゃおうへ「仲間にならないか」と誘うと、とんでもない謀を暴露……
この勇者は鬼畜だああああああ!
勇者は成り行きで「まじゃおう討伐」に駆り出されたに過ぎず、彼は別段「正義の味方」でも何でもなかった。この後に物語が続くならば、それは一方的な殺戮と……などと血生臭い事は言う物じゃ御座いませんかねwww
恐らく、まじゃおうを連れて南の島にでも行き、ひたすらニャンニャンするだけだと思うよ。私の脳内ではな! あ、部下も連れてハーレムしようぜ!
結局クリアするまでプレイしてしまった
途中、何度も心を折られてプレイを放棄してしまったが……
ゲームをクリアしてみたら、感慨深い物が見る見る溢れてきた。それは物凄く懐かしい感覚で、ここしばらくすっかり忘れてた物だった。
ああ……知らず、私は「ただの大人」になってしまっていたんだ。
大切な物を置いてけぼりにし、ただ息を吸う毎日を過ごし、それを忘れてしまっていた。
思い出したよ。自分にとって大切な物を。
これからも過去に戻り、未来を拾い集めるとしようか。
『まじゃべんちゃー』と聞いてww
私もこのゲーム持ってますよー。
敵が尋常じゃない強さ(ゲームバランスがアレなので)
は、ゲーセンの脱衣麻雀よりも鬼畜でしょうなw
出てくる女の子は可愛いので、私も好きです。
…と言っても殆どキャラ絵は変わりませんけれども。
なかなか勝てなくて悔しい思いをしているときは、
『まじゃべんちゃー 裏技』でググると幸せになれる
かも知れませんよ♪(インチキができちゃう裏技です)