さーて。希代のバカゲーの始まり始まり~!
……というわけで、今回プレイするゲームは『かぐや姫伝説』で御座います。これ、とんでもないバカゲーだそうよ。当時にプレイしてみたかったのですが、結局プレイが叶いませんでした。他にもプレイしたいゲームが沢山あったしね……子供のお小遣いなんぞ、高が知れてるわ。
まさか、三十年の時を経てプレイすることになろうとは……あの頃の私には思いもよらなかったことでしょう。「大人になったらゲームは卒業してるだろ」などとも思いませんでしたが!
それでは、プレイ開始。まずは名前入力から……せっかくだから、このブログの名前でプレイしよう。だもんで、プレイヤーの名前は「しんくのかそくき」で決まり。ふふ……八文字でぴったりじゃないか!

八文字でぴったりよ!
名前の入力が終わると……
ふつう
むずかしい
とってもむずかしい
え、ええ!? ゲームレベルの設定があるのかよ……
じゃあ、「ふつう」で。
ゲームレベルの設定を終えると、天の声とやらが話し掛けてきた。
天の声が言った。「知恵と勇気で、じゃじゃケ森にいるかぐや姫を見つけ、姫の力になって欲しい」と。
じゃじゃケ森、ね……とにもかくにも、かぐや姫をまずは見つけましょう、ということですかな。
ここで、天の声から贈り物を頂く。それが……

初っぱなからハードル上げてきやがった!
これまた随分と大人向けなセットで御座いますね! 当時のファミコンのゲームは子供向けでしょうに!
いや……何も知らなければ、ただの鞭とロウソクだよね。
翌日の教室は鞭とロウソクの話題で持ち切り……だったら嫌だなw
目次
じゃじゃケ森から
『かぐや姫伝説』の見た目は、割とオーソドックスなアドベンチャーゲームで御座います。

カーソルで見たり取ったり
感心してしまったのが、カーソルの移動速度。ほどよく速く、『悪魔の招待状』などのとろくさいカーソルとは雲泥の差よ。言いすぎかな。いや、この操作感はちっとも悪くない。八方向にも動かせるし、ストレスを全く感じさせない。いいね。
……どうでもいいけど、コマンド「!」は一体……
キスをする
はだかをみせる
たたかう
どんどんハードルを上げてきますねええええ。
子供が真似したらどうするのさ!
と、ゲーム再開。
木を見ると、リンゴが落ちてきた。

ひとまずリンゴをゲット
リンゴを取ると、得点が増えた。この得点が後に影響してくるのかしら……
移動しようとすると、「マエ ミギ ヒダリ ウシロ」と選択肢が現れる。ひとまず、行けるところへ移動してみるべか。
左の洞窟へ入ると真っ暗闇だった。仕方ないので右へ移動すると「じゃじゃケいけ」へ出た。そこでは一人の翁が釣りをたしなんでいた。

釣り吉サンタ……何が何だか
サンタじいさん、「マッチを貸して」と言う。が、生憎で御座いますね……マッチはまだ手に入れてないの。どうでもいいけど、「ン」の使い方が小池一夫チックだな。
サンタじいさんから、かぐや姫について「光る竹の中にいる」との情報を得る。
更に聞くと、竹藪の情報を得ることが出来た。「斧でもないと踏み込めない」と言うが……とにかく、斧が必要なのだな。
じゃじゃケ池から前へ移動すると、山小屋に出た。側にある木を見ると、斧を発見。

斧をゲット
前へ移動すると、山小屋の中へ。すると中に……
すぐに食われてしまうと思ったが、コマンドを選択する余裕があった。
何を選んでも反応なし……
「これは戦うのか!?」と思ったけど、相手にその意志はない模様。鞭で引っぱたいても反応なし。これはもしや、ロウソクの明かりが必要なのか? となると、ロウソクに火をつける何か(マッチ?)を見つけないといかんのだろうね。
埒が明かないので、右へ移動。すると、真っ暗闇。暗闇の中を歩くと穴に落ちて体力が減ってしまう。やはり、明かりが必要なのかな。
山小屋を出て、左へ移動すると竹藪。

打って変わってアクションシーン
竹をざくざく切り倒しながら進むべし。切り倒しても切り倒しても切りがない。切り倒しても、画面を戻すとまた生えてるよ!
大胆に進むと袋小路の壁にぶつかり、体力を消耗してしまう。このアクションシーン、キャラをもう少し中央に描写して欲しかったり……
竹藪を進むと、画面が変わり……

コブラって……せめて「マムシ」にしようよ
「そうか! 鞭で追い払えば」と思い、鞭を振るってみた。すると、コブラが見る見る迫り……
ガブリ

だ、大事なところ!?
え、え、え!? 待て待て!!
(おわり)って……ゲームオーバーかヨ!!
ゲイになってゲームオーバーって、どこから突っ込めばいいんだよ!! こいつはまたマッターホルン級のハードルの高さじゃねえか惚け茄子が!!
2016/12/23 仕切り直して
コブラからちっとも先へ進めないので、仕切り直し。
スタート地点に洞窟があり……真っ暗闇だけど、探索してみた。他に行ける場所がないので。
すると……

女の子が倒れてた
なーんだ! 最初から洞窟をじっくり調べておけば良かったよ。
ところで、ゴクリ……どうしても 尻 が気になる。だもんで、尻を見る。

すみませんw だってwww
女の子の顔色は悪く、具合が悪そう。ここで、試しにリンゴを与えてみると……

可愛い! 可愛い!
女の子は「クミ」と名乗った。これまた、私好みの美少女で御座います。
目を覚ましたクミから、お礼としてマッチを頂く。が、そのまま立ち去ってしまい……って、それだけなの!? もっと攻めてこいよ! ちょっとでいい、ちょっとでいいからさ!!
( ̄▽ ̄;)< この男、死ぬしかないな……
手に入れたマッチをサンタじいさんへ渡す。サンタじいさん、マッチを楊枝代わりに御満悦。
お礼として、じいさんから「ナイフ」と「金庫の鍵」をゲットなり。山小屋の中に金庫があるらしく、その中身も頂けると……マッチ一本でどこまで振る舞ってくれるのやら。わらしべ長者か。
山小屋の中は真っ暗闇。まあ、ここはマッチを使い、ロウソクに火をつけようか。
すると、光る目の正体が明らかになる。

ビデオって……この世界の時代はいつなんだよw
このバカそうな犬は「いぬまる」と言うらしいが……楽しいビデオって何なのでしょうかね!? とぼけた顔を見せるだけで、他には特になし。これだけなのかな……?
続いて、件の金庫を開けて宝物をゲット。「サングラス」と「ぬいぐるみ」で御座います。

可愛らしいぬいぐるみ
さてと。ナイフはどう考えても 対コブラ兵器 だろ。
雪辱を果たしてやるぞ惚け茄子が。
……ところが……
ナイフを所持した状態でコブラと相見えると、アクションシーンへ。
コブラが右へ左へと移動しながら下ってくるわけだが……一太刀で決めないとガブリとやられ、ゲイバー行きの憂い目に。
最初、シューティングゲームの感覚で初弾を放ってしまい、後はナスがママされるがままにきゅうりはパパイヤーンとかわけわかめだなこれがまた!
とにかく、ナイフは一本しか持ってないのさ! 連打しても一発しか撃てないよ!

ゲイバー行きだけは勘弁な!
コブラを倒すと得点が手に入る。
これが、如何なる根拠なのか不明なのだが……ある特定の場所で倒すと「10点」だけど、その他は「5点」なの。ギリギリ下の方まで引っ張っても「5点」だし、一番上の方で倒しても「5点」で……色々と試してみると、「10点」の場所は極めて限られてそう。
憎きコブラをかっさばき、その先へ進むと光る竹が……

サングラスを使わないと眩しくて見えない
そしてついに、かぐや姫の御尊顔を拝することに。
貴女がかぐや姫で御座いますね。お初にお目に掛かります。
実は……それがし、クミと言う女を捜しておりまして……
( ̄▽ ̄;)< それじゃ目的が違うでしょ!
かぐや姫の星では悪い病気が蔓延しているらしく、苦しむ人々を助けるため「龍の五色の玉」が必要だそうだ。じゃあ、その玉っころを捜すとしますか!
かぐや姫から、戻ることが出来る「羽衣」を頂く。五回しか使えないらしい。戻るって、ここに戻るってことかしらね……まあ、ひとまずいいや。
先へ進むと砂浜へ出るのだが……ここで、妙ちくりんなひげおやじが出現。
このキャラ、どことなく古谷三敏の『ダメおやじ』を彷彿とさせ……って、作品が古くて誰も知らねえな!
何だか分からんけど、とにかくトレーニングに付き合ってみる。
トレーニングを終えると、体力を「1ポイント」消費してしまう。そして更にトレーニングに誘ってくるひげおやじ。仕方ないので、一緒に走る……
で、またもや誘ってくる。「おいおい! 体力がなくなるまで走らせるつもりか!」と思ったら、思わぬ贈り物をゲット。
体力を回復してくれるのだろうか……? いずれにしても、ありがたく頂戴なり。
浜辺を右へ進むと、亀に暴虐の限りを尽くす少年たちと出くわす。
これは『亀の恩返し』のパターンでしょうかね。とにかく、亀をいじめてはいかんですよ!
( ̄▽ ̄;)< 『亀の恩返し』……? 何か違う気が……
よーし。ここで鞭が活躍だな!
と思ったら、返り討ちにより体力をごっそり減らされた。
それでも鞭を振るってみると……

鞭とロウソクを供えるんじゃないw
ええええ! 鞭じゃないのかよ……
そこで、「!」コマンドから戦うことに。すると、展開が変わった。

悪魔よ! こいつらは悪魔!
最後まで戦うと、少年たちは「今時そんなの流行んねーよ!」と言い、疲れてどこかへ行ってしまった。
バトルの後、神が「友情パワー」と称して体力をいくらか回復してくれた。もしや、私は試されているのか……
助けた亀は「ノンチ」と名乗る。ノ~ンチ!
さて。ノンチが言うには、乙姫が謎の病に襲われてるらしい。

麗しいですね
如何様に助ければいいのやら……
待てよ、ここは キスしてみようか。
早速、ちゅーしてみる。すると……
目を覚ました乙姫。お礼として、玉手箱を頂く。
「ギャルたく山」へ
さて。どこへ向かうべか……
と、海の中を調べてなかった。すると、海藻を発見。

お前はどこのワカメじゃ
ビタミンたっぷりらしい。なるほど。
と、ここで説明書を開く。すると、乙姫の説明に……
あ、あれれ……!? もしかして、海藻を使うべきだった!?
よくよく読むと、みやみにキスしてると「かぐや姫が嫉妬する」とか書いてあるじゃんか! 遅いよチューしちゃったよ!!
まあ、いいや……三回くらいは許してくれるだろう。
( ̄▽ ̄;)< 誰基準で決めてんだよ……
砂浜から右へ進むと「ギャルたく山」の入り口が。
では、ギャルたく山へGOよ。
と、ここでアクションシーンへ。
ほほう、ノンチよ。気が利くではないか。
そうか。貴様が「橋代わり」になるというのだな。
……と、思いきや……

ぴょーん
って飛ぶんかい! 背中使わせてくれよ!!
とほほ……お前さあ、修行のために私に付いてきてるんだよね?
先へ進むと、どう見ても「大人の店」が立ち並ぶ町へ。
「もしもしサークル」って……テレクラ? 利用してみようと思ったら、お金が必要だった。主人公は文無しなのね。
右にある「よいこのガッコウ」へも入ってみる。ここでもお金が必要だったのだが、受付の少女が「キスしてくれたらタダ」と言うので……本当はしたくないんだけど仕方ないよね。

モテる男はつらいよ!
さて。ここでは「美」と「健康」についての講義を受けられる。
……受けられるのだが、初っぱなに現れたのは、デッサンの狂った女だった。

チェンジ! チェンジ!
このサユリ、目下の悩みが「美しすぎて鏡が割れてしまう」と言う……いや、貴様を映す鏡が存在しないだけでしょうね。引っ込めや!
頭に来たので鞭で引っぱたいてみた。すると……

駄目だこりゃ!
お話にならないので、次の先生を呼ぶ。
ほっ……まともな先生が来た。とは言え、大した話を聴けるわけでもなく。
結局、この店は何なのだ……
と、外へ出ると外道集団に取り囲まれてしまう。
え!? い、いや、さっき来たばっかりですけど!!
そして彼女たちにボコボコにされ、体力を減らされてしまう……がっくり。
町の中央にある階段の先は尼寺だった。

全女寺……
当然のことながら、男子禁制。だもんで、ひとまず諦める。
尼寺から右へ進むと相当に苦しい坂のようで、体力を消費してしまった。
行き着いた先は池のある公園。
後から気付いたけど、尼寺からじゃなくても池へ出られた。何だよ。

自社ネタを忘れずに
ベンチの前に落ちていたのは古ぼけた写真だった。どこで使うのだろうか。
続いてゴミ箱を漁り、「ご招待券」をゲット。
よーし。さっそく利用してみるべか!

間違い電話すんな惚け茄子!
いきなり間違い電話が……電話番号をきちんと確認しろや!
その次の電話は蕎麦屋と間違えられ……だからさぁ……はいはい。注文、承りました。

今茹でてますので!
さて。やっとまともな電話が……彼女は「セイコ」と名乗った。
そして、彼女と池で待ち合わせる約束を結ぶ。
すると、またもや電話が。今度は「ヨウコ」で、彼女もまた池で会いたいと……
嫌な予感がするから、ヨウコちゃんはごめんなさい。せめて、別の場所だったらなぁ。
( ̄▽ ̄;)< この男、いつか刺されそうだな……
池へ向かうと、場末のスナックで働いてそうな女が待っていた。
お世辞で攻めると、セイコは気をよくしたのか、お金を渡してきた。得点もゲットなり。
セイコから五色の玉についての情報を得る。ガンバル海の海の主が持ってるらしい。
それよりも尼寺だな。説明書にある「口紅」をどこで手に入れるのか……
ここで、脳裏にサユリの姿が……あいつ、ただのモブじゃなさそうなんだよな。
取説でも紹介されてるし。
と、ここで前回のセーブポイントへ戻り、やり直してみる。
アイテムをじっくり見ると、「玉手箱」……そう言えば、これ何だろ。
玉手箱を開けるとモクモクと煙が立ち上り、中から「入れ歯」と「鏡」が……
この鏡か!!
鏡をサユリに渡してみる。すると……
済まんな。お前を映せる鏡、あったわ。
サユリから「口紅」を受け取る。これで尼寺へ入れるはずだ!
早速、口紅でお化粧を施す。

ノンチ黙れwww
ノンチよ……口が過ぎるのも災いの一つと覚えておけ。
さて。中へ入ると嫗が出迎えてくれた。「おたま」さんと言うらしい。
このおたまさん、どうやら喋るのに御不便を強いられてる模様。そこで、入れ歯を差し上げてみる。

はきはきと話すおたまさん
スムーズに話せるようになって良かったでシュね!
ところが……

入れ歯してるでしょうにw
脇が甘い! 同じ質問でも「入れ歯前」と「入れ歯後」で話し方を変えてきて「こだわってるな」と思ったのに……これじゃ台無しでしょうが。まあ、どうでもいいけど!
それにしても、和尚が「鉄の馬」に乗ってるとな……雷の音? あれ、もしかして……するとノンチも「オートバイのことでは」と同じことを。むむむ……
池で拾った写真を見せると、写真に写ってる子供は和尚らしい。和尚に返して欲しい、と言うので和尚に会うべ。
尼寺の右へ進むと、件の和尚が登場。

一見して優しそうな和尚だが……
写真を渡してみると、不穏なBGMと共に和尚の表情が豹変。
ここで、おもむろに化粧を取る。和尚よ、私に見覚えがあるはずだが?
ここで、聞くも語るも涙。和尚が身の上を打ち明ける。
父親に対する恨みが募り、その辺の野郎共に八つ当たりと相成る。
いやいや……和尚がそれではいかんでしょうに。和尚、失格よ。
だが、彼女は、宝物として後生大事に写真を持っているのだ。何だかんだ、彼女は父親を愛してるのね。ちょっと、ほろりとしちゃう。
かくして、お守りをゲットなり。旅は続く。
……続くはずなのに、詰んでしまった。
砂浜へ出ると船着き場があるのだが、肝心の船がない。つまり、このままだと「ガンバル海」へ出ることが出来ないのだ。
と、ここでノンチに話し掛けると「じゃじゃケ森へ行ってみたい」などと……仕方ないなぁ。まあ、海へも出られないし。寄り道がてら。
山小屋へ着き、ノンチに話し掛けると「山小屋だ! 入りたい!」などと興奮し……そんなに珍しいかね。ああ、海に住んでたから山の物は何でも珍しいのかな。
中に入り、明かりをともすといぬまるが……

びっくりした様子のいぬまる
ここでノンチに意見を聞こうか。
ノンチは何様なんだよw まあ、いい。そうだな、甘やかしてはいかん!
いぬまるを鞭で引っぱたくと「これあげるから勘弁して!」と、酒を渡してきた。
どこで使うのやら……
ぐびぐび……体力が一つ回復した。
で、詰み……
念のため(?)に和尚にキスしようとしたら、烈火の如く怒ってしまった。がっくり。
仕切り直し。前回のセーブポイントからやり直し。
ところが、行ったり来たりしてたらジャンプアクションシーンでミスってしまい……
ガンバル海へ
詰みまくって先に進まなくなってしまい、唸りながらプレイ……
どう考えても、何かやってないことがある。あるのだろうが、それが何なのかさっぱり分からない。
酒が手に入った。こいつをどこかで使うはずなのだが……
と、ここで今一度、取説を開いてみる。
「もしもしサークル」の受付嬢は噂話が好きらしい。だがしかし、噂話らしい情報を彼女から聞いてない……なんぞや! 何かしらの噂話を漏らしてもよさそうなのに。
とにかく、やり直すベ。
えーと……まず「もしもしサークル」でセイコとの約束を結ぶ、と。
ここで、様々にコマンドを試してみる。出際に受付嬢に「きく」コマンドを試すと……

これか!
分かった! 分かった! セイコに酒だ!!
セイコに酒を渡すと彼女は饒舌になり、御機嫌取りの見返りとして貰えるお金が一両から二両へ増額! 会話も弾み、合計で六両を頂戴なり。なるほど、これで「よいこのガッコウ」でキスしなくて済むわけだ。お金を払うからキスは我慢してね☆
一通り会話した後、更に「きく」コマンドを使ってしまうとセイコは去ってしまい、結局また詰みとなる。ここでは、サンタじいさんの金庫から手に入れた「ぬいぐるみ」の出番だった。

まさか、サンタじいさんがパクったとか……
そして、その見返りは「武装した船」……来た! これで海へ出られる!
早速、船を見に行くと……

クソ格好いいじゃないか!
何と、逞しい主砲が……! 船っつうか もはや戦艦で御座いますね。
まあ、いい。くくく……これで怖い物は何もない。いざ、出航なり!
おっと。早速バトルの予感が……
貧弱! 貧弱ゥ! それヨット? 笑わせるわ!
砲門、開け! 連中が口を開けて待ってるぞ。たらふく食わせてやれ!
ところが……

ズコー! 乗り込むのかよ!
主砲は飾りじゃないんだよ! 全く……まあ、仕方ないか。
いきなり海賊たちに取り囲まれたりして……と思ったら。
あ! これまた失礼しました! ここは私も裸になってお詫びするパターンかな!?
すると、絵に描いたような海賊のボスが登場。

あのさあ、着替える場所を考えましょうよ……

カメじちってwww
地下室へ閉じ込められてしまう物の、先ほどの少女が現れる。

可愛いから許す!
エリサちゃん、可愛いですね……クミちゃんに負けず劣らず。
どうだろうか。ここで、さっきの続きを(略
( ̄▽ ̄;)< かぐや姫に呪い殺されるぞ!
エリサが事情を話してくれる。

胸に光るペンダントは母親の形見
そして「もう、パパの機嫌も直ってる」と、地下室を出して貰う。

海賊と言いながらも悪い奴ではなさそう
どうでもいいけど、この父親は水虫に悩んでるらしい……伏線かしらね。
海を進むと……

水上迷路!
ついに水上迷路へ到着。竜も目前か!?
で、ここがまた鬼畜も鬼畜、超鬼畜なのよ。

一撃死
まず、少しでも岩に触れると御陀仏。一撃死。
「じゃあ、慎重に進めばいいんじゃね?」と思うじゃんか? 簡単かも知れないけど。
ところが、どっこい。船が常に一定の方向に流されてるため、迂闊に画面を眺めてると船が岩に激突。つまり、船を少しずつ通路の中央に修正しながら進める必要に迫られるわけだ。
画面のスクロールが滑らかじゃない。ちょっと船の位置を直したつもりが 岩に激突 の繰り返し。ストレスが溜まる……溜まるぞおおおおお!!
斯様に逞しい戦艦が少しばかり岩に触れたぐらいで沈むなと言いたい!!
もう一つは「大渦」の存在。マップの到るところに存在する。
こいつもまた、触れると飲み込まれてしまい、ゲームオーバーなり。
ところで「お守り」はどこで活躍してくれるの!?
そして、更なる難関が待ち受けていた。クイズ好きのチャイニーズ出現なり。
この忙しい時に……! 貴様に用なんぞないわ!
いずれにしても、この挑戦を受けなくては先に進めない。やるかー……
クイズは二択や四択形式。かかってこいや!
あれれ!? これは意外と簡単かも……
いぬまるは楽しいビデオを夜通し観てましたよ☆
ははは! ああ、息抜きのつもりなのかな。どんどん来いや!
……ところが……

だ、誰なの!?
知らねえよ! 説明書にあるかな……あ、もしかしてwikiとか見れば
ブブー 時間切れ
分からない問題は、あらかじめ、答えを用意しておきましょうと。
知らねえもんは知らねえんだよ惚け茄子が……! 答えが遅いと「どっと疲れを感じた」と体力を減らされてしまう。やめて!
だが、ゲームをテーマにしたクイズなら乗り越えられそう、と思うじゃん?

どれだ!!
ここに来て荻野目洋子かよ……!
2・未来航海
3・恋してカリビアン
4・ダンシング・ヒーロー
ファンじゃねえし知らねえよ! 「ダンシング・ヒーロー」ならあちこちで聴いたけど……
ゆっくり調べる時間がないからさ、適当に選んでブブー。調べてみたら、答えは「2」でしょうかね……多分。
体力が全部なくなり、ゲームオーバー。クイズに殺されるとかどれだけだよ……!
とにかく、何が何でも突破しなくてはいけない。

容赦のないリアルクイズ
クリアすると……

知らねえよアホンダラ!
クイズを突破して進むと、今度は妙ちくりんな生き物が出現。

つぶらな瞳
忙しいけど仕方ない。姫ちゃん探しを手伝ってやりますか。
彼が船の後ろにくっつくと、再び水上迷路を進む。
すると、また油断して岩に激突してゲームオーバー……容赦ねえな、おい!!
竜を撃破した物の
水上迷路を進むと、嵐と遭遇。ここで「お守り」を使うんだな。
嵐を抜け、うろうろしてると姫ちゃんを発見せり。

可愛い人魚姫
あの変な生き物は「オトト」って言うんか!
姫子ちゃんからお礼として「スタミナドリンク」の強力版を頂く。
それと、どうでもいいけど……

お前は斎藤清六か!
再び水上迷路を巡ると、またもや珍妙なキャラが出現。

屈強な男が戦いを挑む
唐突に何なんだよ貴様も! 面倒くせえから一発ぶっ込んじまえよ。
これはもしかして、アブドーラのパロディかしら。

勝負は指相撲かよ!
とにもかくにもブーダンを撃破。このキャラは何なのさ本当に……
そして、ついに到着!

よ~ん!
いよいよ雌雄を決する時ですか!

砲弾は二発のみ
吹き荒れる嵐の中、決戦の火ぶたを切って落とす。恨みはないが……沈め!
食らわせる砲弾は二発しかない。二発とも当てないと大変なことに……
数回のリトライの後、ついに撃破! 五色の玉をゲットだぜ!
意気揚揚と凱旋するも、主人公を待っていたのは……

キスはしたけどされてませんよ!?
そして、かぐや姫は何故かノンチと……
ズコー! 何のこっちゃ!
「ゲーム中にいけないこと」って、あんた! だったら「キスをする」なんてコマンドを設けるんじゃないよ! 色々と試したくなるでしょうが!!
一応のクリア……かな?
今度こそ!
クミちゃんと出会った後、サンタじいさんから彼女に関する情報を得る。

このエロじじいが……!
クミちゃんの母上は生きてるらしい。どこかで会えるのかしら……
少年たちとは裸になってから戦うべし。すると……

更正完了www
なるほど……「はだかをみせる」コマンドは斯様に利用するわけだ。
分かった。分かったぞ! とにかく、聞く前に裸になればいいんだな!
何でもかんでも裸になってみる。すると、モモコ先生の場合……

お前www
よく分からんのが、何故に水虫の薬を寄越すのか……無理やりですねえ!!
水虫の薬を使うのはあそこしかない。パパにプレゼントよ!
金の玉……じゃなく、金の弾をお礼として貰える。
ただ、三つのうちのどれか一つしか選べない。二つは偽物なので……三分の一の確率ですか。
結果として、選んだ弾は金の弾ではなかった。竜との決戦の際、本物かどうかは竜に当てるまで分からない。偽物だったら、ゲームオーバー。仕方ないので、結局は普通の弾を二発当てることで撃破。
95点でクリア。一応、かぐや姫と結ばれて終わってるので……これはこれでベストなのかな?
今一つ釈然としない……レベルを「とってもむずかしい」にすると、また展開が変わるのかしらね。
ところで、クミちゃんのことが気になって眠れず……クミちゃんと結ばれるラストがいい!
( ̄▽ ̄;)< そんなに気に入ってんのかよ……
まあ、いいや。一旦、これはこれで仕舞いにしようかな。「とってもむずかしい」でのプレイは次の機会にでも。お疲れ様で御座いました☆
作風はただのアドベンチャーゲームに非ず
この時代のアドベンチャーゲームと言えば、とにかく適当にコマンド総当たりで何とかなってしまっていた。ところが、『かぐや姫伝説』では通用しなかった。少々、甘く見てました。
フラグを立て忘れれば、無情にも詰み。マメなセーブが必須。幸いにも、セーブ用のエリアは複数用意されてるので、気になるポイントごとにセーブしておくと吉と出るのでしょうね。
元々はPC-88などで発売された『新竹取物語』をファミコンへ移植したそうで。その割には特有の「PCゲーム臭さ」(上手い表現が思いつかない)がなく、すっきりとファミコン向けにアレンジされてる印象で御座います。
BGM担当は「美羅亜樹」(ミラージュ、って読むの?)だそう。どのBGMもゲームの雰囲気を損なうことなく、いい感じ。個人的には、ゲーム開始時の天の声から鞭とロウソクを受け取るシーンのBGMが好き。冒険の始まりを予感させ、ワクワクします。竹林のアクションシーンなどでも使われてるでしょうかね。
このゲームの最大の難関は、やっぱり水上迷路か……もう、何度も死んで何度も死んで……
マップを描くのも有効かも知れないが……ゲームをポーズするには、一度コマンドを呼び出す必要が御座います。で、そのコマンドを閉じる際にワンクッションあり、結構待たされる。これはこれでストレスの元だったり。コマンドを閉じるとさっとゲームに戻るようなシステムなら、快適なマッピングも実現したでしょうに。残念。
アクションシーンは中途半端。まあ、ファミコンと考えたらこんな物なのでしょうか。ただ、竜の当たり判定が割と雑で……当てたと思ったら当たってなかったり、外したと思ったら当たってたり。うーん。
原作者は松本貢氏 グラフィックデザインはとみさわ千夏氏
最初は知らず、クイズで外したが……松本貢氏がこのゲームの原作者。
Wikipediaによると、本職はDJ……なのだが、御本人のブログの中で『かぐや姫伝説』あるいは『新竹取物語』については一切触れられてない。ディスコの話ばっかで……って、DJだから当たり前か。まあ、隅々までブログを読んだわけでは御座いませんが。
如何様ないきさつでこのゲームのシナリオを担当したのだろうか……物凄く気になる。この仕事が御本人にとって「黒歴史」だったら触れない方がいいのかな。ところで、還暦を迎えても、なお現役でDJを続けてるそうで。
それにしても、Googleで調べても、Wikipedia以外の情報がほとんど出てこない。
思い切って御本人にFacebookでメッセージ送ろうかとも思ったけど、奇人扱いされたら嫌だからやめとくわ。
とにかく「些細な情報でもいいから」と片っ端からGoogleで調べてみると、他所様のブログで紹介されてた『テクノポリス』の1985年5月号にその名を確認することができた。古本で手に入らないかな。厳しいか。
さて。グラフィックデザインがとみさわ千夏……ってマジ? あ、不思議不思議! とみさわ千夏と知った途端、絵がとみさわ千夏の絵に見えてきたw 確かにとみさわ千夏の絵だ!
確か、とみさわ千夏は『少年キング』で漫画を描いてたな。私の記憶が正しければ、カモノハシがバイクを駆る漫画で……タイトルを失念してしまった。何だっけかなあ!?
それから、呆れ返るほどに下品な四コマ漫画も描いてた。こちらもタイトルを失念。持ってた古い漫画はだいぶ処分してしまったので、手元には既に残ってない……って、Amazonで探したらあった。表紙を良く覚えてたよ。タイトルは『そこまでだぜハニー』で御座います。ホントに死ぬほど下品だから。
もしかしたら、今読んだら物凄く面白く感じるかも知れない。また買ってみようかな。
……などと言って、結局また捨ててしまう気がする。
ただゲームをプレイするだけでなく、開発に携わったスタッフを調べてみるのも新たな発見があり、これまた一興で御座いますね。
果たして、当時の開発者たちの今はどうなってるのか。興味は尽きません。ええ。
2018/12/30追記:既にお亡くなりになっていた松本氏
貴重なコメントを頂きました。DJたいち氏、ありがとう御座います。
いや、本当にびっくり。まさか、まさかの凶報に唖然で御座います。シナリオを担当した経緯は、これで分からずじまい。とにもかくにも、お悔やみ申し上げます。
何が何でも一片の情報が手に入らないかと、昔の『テクノポリス』を古本で探してるが……惜しいな、駿河屋。いくつか扱ってるけど、欲しい年号に微妙に掛からなかった。まんだらけも惜しいな。ああ、無理っぽいなぁ……もうちょっと探すかぁ……
よくよく考えたら、当時の開発者たちは結構いい歳だよね。あの任天堂の岩田元社長も亡くなってしまったし(早い死だとは思うけど)、この世界にもっと深く首を突っ込もうにも情報が風化してしまって、誤った情報がネット上で一人歩きしてることもあるだろうし。
物凄く面白いんだけどね。本当に楽しい。
面白いんだけど、ただ何だろうか……何故か、一抹の寂しさを覚えるのも確かで御座います。
2018/12/30更新:ちょっぴり修正と加筆
こんばんは。
のっけからムチとロウソクのアイテムに笑ったw
20代の頃、静岡の某ゲームショップで働いていた時、
中古で置いてあったこのソフトがずっと気になっていたのに
結局買わずじまいだったことを後悔しております。
「新たな人生」の終わり方でさらに爆笑www
KOHさんの記事を読んだらもっと気になっちゃったぞ。
こういうバカゲー、私も大好物です。
続きのレポート待っております。