映画『ザ・ワイルド』

アンソニー・ホプキンス主演の映画『ザ・ワイルド』を観ました。原題は『THE EDGE』で御座います。

まずはこちらでも。およそ二分間の動画ですが、御覧あれ。

この物語は、山で遭難してしまったチャールズ達(アンソニー・ホプキンス)が人食い熊と死闘を演じるサバイバル劇。容赦なく牙を剥く人食い熊に、彼らはどう立ち向かうのか。果たして、決戦の行方は如何に。

つまらない映画ではないけど、もう一つ悲壮感が欲しかった気がする。「サバイバル物」を期待してみると肩すかしを食らう可能性が御座いますので、この映画は「サスペンス物」として観ましょう。

……というか、最初から普通にサスペンス映画なのか。サバイバル物が観たくて適当に情報を漁っていたらこの映画に辿り着いたので視聴してみたけど……実はサバイバル要素はそこまで強くなかった。サバイバル的な事はするんだけどね。個人的には少々退屈な作品で御座いました。

と……今回、実は映画自体を評価したいわけでは御座いません。

この映画を観てまず驚いたのが、熊ちゃん。最初、「うわぁ。この熊、随分とリアルに作り込まれてるな」と思いきや、実は本物の熊でした。

バート・ザ・ベアよ 永遠に

※情報はWikipediaから

1977年。バートはボルチモア動物園にて生を受けました。『グリズリー・アダムスの生涯』などに出演。彼は「コディアックヒグマ」で、その体重は680キロ……軽自動車かよ!

そして2000年、その生涯に幕を閉じました。死亡原因は癌だそうで、23歳で安楽死させたそうで御座います。

『12モンキーズ』にも出演してたのね。見直したら、冒頭で早速現れてた。

いやはや凄い。撮影中、俳優とかスタッフたちは怖くなかったのかな……だって、本物のヒグマでしょ? バートが機嫌損ねちゃってみんなに襲いかかるとかなかったのかしら。

( ̄▽ ̄;)< そこはしっかりと訓練されてるからな!

『ザ・ワイルド』のエンディングではバート・ザ・ベアに対する追悼メッセージが流れ、ホロリとしてしまいました。いや、本当に。

とにかく、この映画はバートの演技が光る作品だと存じます。アンソニーよりバートに注目よ! と、何故かバートに感情移入してしまう私で御座いました。ヒグマ好きなら、是非とも視聴して下され。ぶっちゃけ、映画の内容はどうでもいいかな。とにかく観るクマー!

(´(ェ)`)< 熱演だよ!

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