「嫁」って言葉はそんなに駄目ですかね

「はてなブックマーク」でも盛り上がってたネタが面白いので、私も取り上げてみようかな。

さて。まずは件のネタを御紹介。

えーと……本題に入る前に、そもそも「嫁」とは何なのか。
日頃から世話になってる大辞林先生に聞いてみようか。

よめ[0]【嫁・娵▼】
(1)息子と結婚した女性を親の側からいう語。息子の妻。
(2)結婚する相手の女性。「―を探す」「―をもらう」

まあ、そのままで御座いますかね。うむ。

ついでに広辞苑も見てみようか。

よめ【嫁・娵・婦】
(1)息子の妻。〈倭名類聚鈔(2)〉
(2)結婚したばかりの女。新婦。更級日記「越前の守の―にて下りしが」
(3)結婚の相手としての女。嫁した女。妻。
(4)「嫁が君」の略。風俗文選「鼠、一つの名はよめが君、又―ともよめり

私も言ってみたいな……「うちの嫁がさー」とか。

不本意ながらも突っ込まずにはいられない

実は、他人様の記事について突っ込みたくない。何を書こうが自由だからさ。

ただ、件の記事を書いてる矢野氏は一応「プロ」ブロガーらしい。以前、たまたま面白い記事を読んだのでFacebookで「いいね」したのだが……ちょっとヘンな記事も多く、嫌な意味で鳥肌が立ってしまう。「こんな記事で収入を得ているのかよマジか」と思ったら……まあ、突っ込んでもいいだろう。

とにかく「嫁」と言う言葉が嫌いらしい。よしんば「声に出すのも嫌」となると、わざわざ「うちのワイフがね」などと言ったりするのだろうか……ルー大柴かよ。

ところで、「婿」は問題ないのだろうか……「人身売買ですか?」などと言ったら意味としては「婿」も大して変わらないと思うのだが。「嫁」を糞味噌にこき下ろしてるのに「婿」にはちっとも触れない。「ああ……そう言う人か」と感づいてしまったよ。まあ、割とどうでもいいか。

「嫁」にまつわる熟語は死んでも使わないと言う事なのかな。「責任転嫁」などは以ての外でしょうね。

もしかしたら「郷ひろみ」の事も大嫌いかも知れない。『お嫁サンバ』とかどうなってしまうのか。

どうでもいいけど、私は「狐の嫁入り」と言うことわざが大好き。
私は「お嫁さん」と言う響きが大好き。

「嫁」には職業的な意味合いが含まれてると思ってるそうで……どちらかと言えば、「女房」の方が職業的な意味が強い気がするのだが。

件の記事を読む限り、嫌いだから「嫁」を抹殺したいとしか思えない。自分が嫌いだから「みんなも嫌いになりましょう!」と……反吐が出るわ。

ブロガーだろうが何だろうが文字を操るプロフェッショナルなら 文字を差別するなと言いたい。プロブロガー(笑)とプロの文筆家は似て非なる物だが、それらを考慮しても「文章で食う」プロとしては二流三流もいいところ。私が語っても何の説得力もないけどね!

ああ……とにかく「PV数が稼げればいい」くらいにしか思ってないのかな。

「否定」するなら完全な理論武装が必要

百歩譲って、「嫁と言う言葉が嫌いだから自分は絶対に使わない」とする主張だけならば真っ当だと思う。ところが、矢野氏は記事の冒頭で「嫁って言葉を使ってる人にやめろと言うつもりはありません」と言いながら、最後には

それはともかく、私はこの言葉が大嫌いなので、この記事を読んで「オレも使うのやめよう……」って思ってくれる人が増えると嬉しいです。

ええ……!? 本音がポロリと露わになってますよ。

「PV数を稼いでなんぼ」なので、私がこの記事を取り上げた時点で彼らの勝ち。

すなわち、私が斯様な日記を書いて異を立てたとしても、彼らのブログの「PV数稼ぎ」の一助となるだけ。

人をむかつかせて炎上を誘いPV数を増やす「イ○○○○ト」的なあれなのでしょうかね。実は、これを書きながらむかついて仕方がない。

まあ、誰が何を書こうか自由。自由だけど、私は言葉狩りが大嫌い。

「嫌いな文字を絶対に使わない」などと言えば己の首を絞めてしまう。プロの物書きだったら絶対に言わないと思うけどね。その辺り、本人がどう捕らえてるのかは存じませんが……☆

2015/11/28追記:「夫婦別姓」て何?

夫婦別姓についての記事を目にしたので、ついでに語ってみようかな。

嫁となると、名字が変わってしまう。それが嫌? 分からんけど。きっと嫌なのだろうね……「夫婦別姓」にこだわる人たちは無理に結婚しなくてもいいよ。
まあ、別にいいや。割とどうでもいい。

「夫婦別姓だと家族がバラバラになる!」と言った意見が散見される。ただ、例えば、離婚とかどうなのか。最近、また知人の離婚話を耳にした。とは言っても、「離婚」に対して「家族がバラバラになる」と言ってるわけではないのでしょうけどね。別姓だと離婚しないのか? いや、それはねえなw 却って離婚が捗ったりしてwww

とにかく。日本の家族制度を否定するなら、無理に結婚しなくていいよ。

同姓か別姓か、こだわってるカップルは多くないと思う。単に「面倒臭い」かどうかでは御座いませんかね。でもね、同じ名字になりたいと願う女性がいることも確かなんですよ。今は墓の中で御座いますが、私の恋人だった濱子がそうでした。いや、濱子だけじゃないと思うけどね。

氏とは何なのか。氏とは、ただ単に持たされてるわけでは御座いません。よーく考えましょう。結婚したら家族となる……だから同じ氏を名乗るわけで。家族になるつもりがないなら、結婚にこだわる必要はなし。結婚したのに自分だけ違う氏とか、赤の他人みたいじゃん。私はそう思うけどね。まあ、嫁か婿か、この辺は両家で話し合えばいいだけでしょうか。

氏が変わるのが嫌なら、同じ氏を持つ相手を探してもいいのよ。自分の氏がすこぶる珍しかったら絶望的だけどね!

氏名にこだわりを持たないのはミギーだけでいいな。うん。

何故に「夫婦別姓」にこだわるのか……ところで、韓国などは夫婦別姓が基本らしいですよ。あれれ!? なんか分かっちゃったかも!

子供はどうなるの? 夫婦別姓になったら子供の姓はどうなるのか。二人、三人と生まれたらどうするのかね。それぞれに「別の姓」を割り当てるのかな。兄が「田中」で妹が「佐藤」みたいになるのか……?
本人、嫌じゃないのかなぁ。別姓だと家族なのに他人みたいだね!

面倒臭いぞ……分かった。じゃあ、両方の氏をくっつけちゃおう!

例えば、「佐藤」と「田中」が結婚したら、名字が「佐藤田中」さん。これなら文句ねえだろ。
二人とも「佐藤」だったら「佐藤佐藤」となるわけだ!

「大山」と「小山」だったら「大山小山」だな! どこの漫才コンビだ!
もし「秋田」と結婚したら「佐藤秋田」とか「田中秋田」とか……www

※色々調べてたら『SAPIO』が既に似たような記事を書いてた

海外はどうなのかな。ちょいと他所様の記事をつまみ食い。

 例えば、最近の先進諸国で法改正したケースを見ると、ドイツは一九九三年に民法を改正して夫婦別姓を容認したが、その基本的な考え方は、同姓を原則としながら、結婚後の姓について夫婦の合意ができない場合にのみ夫婦別姓を「例外」として認めるというものである。つまり、別姓は許容したが、夫婦同姓の原則はあくまでも維持されているのである。

全文はこちらで御座います。お暇があれば一読を。
スウェーデン、大丈夫か。

夫婦別姓論議・なぜ「スウェーデン」は語られないのか:日本政策研究センター

まあ、別姓を認めるのもありなのでしょうかね。別姓か同姓か、選べる自由があってもいいのかな。
でも、国が今から「別姓」を認めたら 大混乱しそうだけどね。

結婚して姓が変わったとしても、会社も含めて普段の生活は「旧姓」で通るわけでしょ? 何も不都合ないじゃんね。「旧姓で呼んじゃ駄目!」なんてルールはないもんね。どうでもいいけど、離婚した後も元旦那の姓で通ってる女性を知ってます。何が何でも「女性が無理に姓を変えられてる!」と主張する人たち、御苦労様で御座います!

声高に「夫婦別姓」を唱えてる人たちって……気持ち悪いイメージが先行してしまってるせいか、私は好きになれないなぁ。何でもかんでも「女性差別」に繋げてるようなさ。

蛇足だけど、よく「社会的に女性は不利」とか聞く。でもね、うちの会社に限った話をすると、誰も女性従業員に逆らえません。
女性の「セクハラ被害」云々の話も聞くけど、男性に対するセクハラは大して話題に上らない。

ああ、そうそう。同僚(男)から聞いた話を思い出した。
ある女性従業員から、頼みもしないのに「本人の裸」の画像が送られてきたそうだ。恋人同士ならまだしも……これも立派なセクハラだよなぁ!

……閑話休題……

夫婦別姓にこだわる理由は何なのか。姓が変わって困ったことがあるのかな? そもそも、戸籍とは何なのか。

「改姓にまつわる諸手続が面倒臭い」などと発言してる人がいるようだが、どれだけ甘えてるんだよ。じゃあさ、手続きが簡便化されるなら「夫婦別姓」にはこだわらないのかな。「夫婦別姓」を主張してる人の話って……とにかく「選択肢を増やせ」だの「社会的圧力がー」とか、感情論がほとんど。

それから、「教育のため」と主張してる人もいるようだが……如何様に「夫婦別姓」を教育に生かしているのか明確に語ってない。何だか胡散臭いぞ。

日本の伝統とか、文化とか、それらが嫌いなら「嫌い」と言って欲しい。きっぱりと。それなら納得するけどね、私は。

自分にとって理想の国があるはず。「夫婦別姓」を主張してる人たちは、夫婦別姓を認めてる国へ移住してみては如何でしょうかね。

それこそ、スウェーデンとかどうでしょうかね。
スウェーデン語でも勉強しておこうか。な!

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『「嫁」って言葉はそんなに駄目ですかね』へのコメント

  1. 名前:kak 投稿日:2015/06/06(土) 22:55:59 ID:6b14453ae 返信

    これは突っ込みどころ満載の話題ですね。
    何故その人は「嫁」という言葉が嫌いなのか?妻を嫁というのは常識がないというなら、岳父が言えば良いのか?それとも女性に嫁というなと叱られたのか?
    たぶん「嫁と言うな」という人は左翼的思考で日本の「家」とか「家族」とか家族制度、氏姓制度といった天皇を中心とした日本の国体が嫌いで、それにつらなる「嫁」という言い方を嫌悪するのではないか。
    その典型が福島瑞穂で実質的に結婚していながら入籍せず、夫婦別姓で、しかも「家族は家族ではなく、個人のネットワークだ」などとほざいている。
    そこで、この妻を「嫁」と呼ぶのが嫌いな人は、では、豚妻、愚妻、家内、連れ合い、などはいいのか?
    また文中でも突っ込んでいる必殺仕掛人に出てくる「婿殿!」はいいのか、悪いのか?
    「嫁に来ないか」と歌っていた新沼謙治はいいのか?
    「花嫁は小舟に乗って嫁いでいくの・・・・」と歌った小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」はダメなのか?
    日本と日本語はすべて家族制度を基本としているので、「嫁」の否定は日本と日本人のすべての基本の否定です。
    だから日本破壊をめざす左翼の馬鹿や朝鮮人などがそういうことを言うのです。
    長くなるので、このへんでヤメましょう。

    • 名前:紅@KOH 投稿日:2015/06/06(土) 23:06:00 ID:6b14453ae 返信

      気持ちいいいいいい☆ 長くなってもいいのよ!

      「左翼的思考」とは正にその通りで、この人が書いた他の記事を読めば自ずと見えてきます……もう、「ああ、あっち系の人か」と私は察してしまいました。

      まあ、でも。面白いので「別の意味」で注目してます。やれやれだぜ……

      ( ̄▽ ̄)ゞ☆

  2. 名前:SERUNA 投稿日:2015/06/07(日) 08:50:34 ID:60d37a4cf 返信

    おはようございます。
    私も言葉狩りをする連中が嫌いです。
    そういえば今、かの国では日本語を排除しようとして、
    アホみたいな展開になっていますね…っとそれはまたちょっと
    別の話になってしまうので置いといてw

    「嫁」って言葉、いい言葉じゃん!って思いますよ。
    この自称プロブロガーには「嫁」という言葉の美しさがわからん
    のですな、可哀想に。よほど家族制度とか、そういった日本を
    形作るモノが大嫌いなんでしょう。いっそ日本から出ていけば
    言葉に縛られる事も無くなるから出ていけばいいのにって言って
    やりたいですね。言っても出ていかないだろうけれどw

    どうでもいいお話ですがウチの旦那の立場は「婿」ですけど、
    他人に私の話をする時は「嫁さん」って言い方してます。
    「婿に来たのに嫁さんww」とツッコミを入れたい所ですが、
    何となくですが「妻」って言われると激しくこそばゆいので、
    「嫁さん」っていう言われ方の方が好きだったりします。

    • 名前:紅@KOH 投稿日:2015/06/07(日) 15:37:45 ID:60d37a4cf 返信

      「嫁」っていい言葉ですよね! やっぱ否定する連中はアレなんだな。

      > 「婿に来たのに嫁さんww」とツッコミを入れたい所ですが、

      いやいや旦那さんが可愛いくてもうwww まあ、大目に見るのです。私が言うのもヘンですが!

      それはそうと、細かい揚げ足取りで日本語を壊そうとする人類は確かに存在します。そんなに日本が嫌なら出て行けばいいのに、何故に日本在住にこだわるのか……まあ、外国じゃ通用しないから日本から出られないのかも知れませんが。

      あんなブログで飯が食えるなんて、実に日本は豊かで御座います。ええ。

      ( ̄^ ̄)ゞ☆

  3. 名前:kak 投稿日:2015/06/09(火) 14:38:20 ID:cad938d74 返信

    特定の言葉を使うな。
    これも、一種の「ヘイトスピーチ許すな」という表現自由、政治、信教自由の弾圧の一種ではないでしょうか?
    特定の言葉を「ヘイトスピーチ表現、単語、言語」だと決めて使わせないようにする。
    盲、びっこ、ちんば、片輪、片親、ぼけ。
    ↑。はいまは禁止状態?

    禁止表現?

    父(てて)なし子、つんぼ桟敷、盲縞、PTAのことを父兄会はダメで父母会にしろとか。

    早く結婚しろ、も女性にはダメだとか。

    親が言うのはいいのか。他人が言ったらだめということか。

    言葉狩りは、言論弾圧で許せません。

    言葉を綺麗にしたら現実が綺麗になるのか・
    現実はそのままでしょう。
    認知症といっても呆けは減らないぞ。

    嫁という言葉を使わなければ離婚が減り夫婦円満になるのか?現実は違うだろう。

    西岡すみこがよく言っていた「この豚野郎」なんてのもほんとに言ったらセクハラになるのかね?
    そうしたらSMプレーはできないだろう。

    • 名前:紅@KOH 投稿日:2015/06/09(火) 18:39:22 ID:cad938d74 返信

      言葉狩りをしたところで、結局は他の言葉に置き換えられるだけなので意味がないのですよね。アホばっかなんですよ。言葉狩りをする連中は。

      嫌なら自分が使わなきゃいい話で、それだけで丸く収まるはずなんです。なのに、「○○を使ってはいけません!」などと他人に強制するとか、お話になりません。全く。

  4. 名前:kak 投稿日:2015/06/11(木) 09:28:19 ID:77b74d5d5 返信

    http://minkara.carview.co.jp/userid/1364815/blog/35599673/#koko

    ↑。神戸にも、なかなかの辛辣な名言があります。

    • 名前:紅@KOH 投稿日:2015/06/11(木) 18:34:56 ID:77b74d5d5 返信

      クッソワロタww なかなかにひねくれて、いい感じで御座いますね。ガチで笑えない人がいるかも知れませんねwww

  5. 名前:SERUNA 投稿日:2015/11/30(月) 10:24:12 ID:e236243eb 返信

    夫婦別姓の話題が更新されていたのでやってきましたw
    姓がどうので揉める連中は一体何がしたいのか。
    (女がごねているとして)「婿養子じゃダメなの?」と問うと
    「ダメだ」と言うし「なら別姓が出来る国に住めばいいじゃん」
    と問うと「嫌だ」と言う。まあ、大概ごねている連中は揃いも揃って
    「御察し」の人々でございますけれどw

    私は結婚後も自分の姓を名乗りたかったので婿取りにしましたが、
    なんら不自由した事は無いッスね。旦那は色々と手続きが大変だった
    ようですけれどもwww

    • 名前:紅@KOH 投稿日:2015/12/01(火) 00:44:58 ID:9a5922a6e 返信

      毎度毎度!

      そうそう。話し合いで丸く収まってるなら、何ら問題は御座いません。
      まあ、諸手続は面倒臭いでしょうけど、それらも楽しめばいいのですよ。他人事ですがw

      いちいち個人的なわがままを国が聞いてくれれば苦労は御座いませんわな。姓を変えたくなきゃ、婿にこだわればいいのさ。うむ。

      私は逆に自分の姓を捨てたい……「花京院」とか「大徳寺」みたいな厳かな名字に憧れるww

      ( ̄▽ ̄;)< まあ、不純な動機だ事……

  6. 名前:nonfemmi 投稿日:2016/12/23(金) 10:03:38 ID:5fa614192 返信

    初めまして。ここでは恐らく異端視されるのでしょうが、一つの見解として受け止めて下されば幸いです。
    「嫁」に関しては、配偶者同士で納得しているなら、どこぞやの婚姻関係間の呼称を他者が云々する必要は全く無いと思います。呼ばれて幸せな女性が居るならそれはそれで構わないですよね。
    ただ最近は、小学生でも有名人の妻を「〇〇の嫁が…」等と談笑しているのを耳にすると正直申し違和感を通り越し鼻を摘み捻ってやりたくなる不快に駆られます。その歳で舅なのかい!と。まあ「奥」さんも個人としては好感を持てませんが。字面そのものよりも、女性は「お嬢さん、お姉さん」が苦しくなってきた外見になるととかく呼ばれがちなのですよね。「オバサン」呼びを遠慮してやってるんだぞ、がミエミエな事も多い。「誰々の」が大前提な「奥」より、一個人である「オバサン」の方が私個人としては余程ましなのですが、現実は奥>オバな女性の方が多いので許容されるのかな、と。
    他方「ご主人」は独身でも店でも経営すれば呼ばれますしね。おっと脱線。
    言葉狩りを「狩る」同志がお集まりなようですが、「嫁」を始め配偶者間の呼称を取り沙汰する意見に脊髄反応し「言葉狩り!神経質!面倒臭い!私/俺は気にしないのにこいつ等は何だ?」と集う方々、実は子「ども」表記に頑なに固執する場合が多いのですよ。やれお供えみたい、お供みたいで嫌だと。「女に家の嫁」「目上格上である主(人)」が気になるのと何が違うのでしょうか?子「ども」が横行する以前に「わざわざ平仮名なんて言葉狩りだー!」と抗議する意見を目にした事がありません。
    それでもやはり親御さんが「供」は嫌なら私も「ども」を受け入れます。同時に「嫁」を嫌がる人達の気持ちも共感すれば良いのでは?
    自称含め左翼や中途半端(としか思えない場合が多過ぎる)なフェミニストに反感を覚えるのも当然かと存じますが、実態は真剣に選択別姓を切望する人達にとっては非常に厄介な存在なのです。
    本人達の主義主張は全く別物であり、ただ現行の政情や権利者を引き摺り下ろしたい、程の良い武器として切実に別姓実現を願う人達の心を利用しているのです。
    即ち、反与党やフェミを名乗る輩の殆どは、元々別姓など望んでいません。コキ下ろし材料が一つ増えた、程度です。
    その点をご理解頂いた上、「嫁」に対する心理的抵抗、婚姻後も改姓を望まない女性の存在を現実として受け止めて頂ければと思います。
    喜び望んで改姓する女性も多い、ええ、その通りです。ですが「刷り込み」ではないと言い切れますか?
    私とて幼い頃、ウェディングガウンは綺麗、いずれ着てみたいと思いました。当時からの白より黒が好きで「どうせなら真っ黒がいい」と公言しドン引きされた(笑)。礼服の黒がどういう意味なのかを知る以前でしたから。
    「女の人は結婚すると苗字変わるんだよ」なる同級生の言葉にも、身内に法律家が居た影響で「えっ、結婚の苗字はどっちにするかを選ぶんじゃないの?」と言ったのを担任に聞かれ、職員室に呼ばれて長時間説教、親まで呼び出されました。成人後の職場でも、上司に同様な説諭?を受けました、数時間に渡って。曰く「「家内」も娘も当たり前に結婚後は改姓だと思っている。てめぇは出来損ないの女だぁー!」と。
    ドレスの色も改姓も、ご存じ無き幼心に漠然と抱いた感情でしかありません。女に生まれたから必然的に…なジェンダーとは全く無縁です。
    槍玉に上がった件のブログ、私も閲覧しました。何かと偏重も多く全面同意には至りませんが、物心つく前から「女の子はお人形で色は赤系、男の子は車の玩具や青系」を「あれ?僕は赤が好きなのに?」と無垢な状態で漠然と疑問を抱いた結果なのではないでしょうか。所謂特殊な恋愛嗜好でもなく、ご家族もいらっしゃるようですし。
    因みに我が高齢パートナー(非婚です)は無謀にも免許証の更新を控え、これを機に私の姓になり婚姻届を出すと申しておりますが、何かと手続きやそれまでのお付き合い先への通知など面倒を痛感しているようです。「それを女性がずっとずっと一方的に負わされてきたんだよ」に感じ入っております。尤も、彼の世代は妻が就労せず無報酬、働きたくとも雇われなかったので、一概に非難はできませんが。
    「嫁」に拘り過ぎてゴチャゴチャやるのは確かにアホ臭いですが、幸か不幸か蔓延ってしまった現状を契機に、少し考えてみるのも意義はあるとは思うのですが。結論も是非もありません。結局「人それぞれ」です。その中の「今まで我慢していたけど言わせてほしい」の出現に目を向けても罰は当たらないと思うのですが。

    駄文長文、お目汚し失礼致しました。同志の方々にもお詫び申し上げます。

    • 名前:紅@KOH 投稿日:2016/12/23(金) 12:34:37 ID:5fa614192 返信

      いらっしゃいませ。

      ええと……コメントは自由ですが……つーか、本当に長い。コメントはもっとコンパクトにお願いします。ここまで長いコメントを寄越されると弱ってしまうので、長文は出来れば御自身のブログやSNS(活動されてるなら)でお願いします。まあ、私もきちんと説明してないのがいけないのかも知れませんが。

      どうでもいいですけど、「供」を嫌がる親御さんを知りません。私は。

      それから、もう一つ。一応、貴殿のコメントを全て読みましたが、

      > 結論も是非もありません。結局「人それぞれ」です。その中の「今まで我慢していたけど言わせてほしい」の出現に目を向けても罰は当たらないと思うのですが。

      散々と語っておいて、最後にこれですか。
      というか、これだけで十分。だらだらと書くのは嫌がらせと変わらないので。