労働基準監督署へ行った話

久しぶりのブログ更新……最近疲れすぎてしまって、活動が全く進まない。

っと、早速本題へ参りますか。ぼやくのは後だ。

さて。勉強がてら労基署へ行ってみた。

我が社は業務終了後に「勉強会」を行ってるわけだが……これが果たして合法なのか違法に値するのか、労基署で判断して欲しかったのさ。

……と言うのも、この勉強会、賃金が一切発生しないからさ。

違法ではないのだが……

まず先に結論から。

違法ではないけど、やり方は不味い。だがしかし、グレー。

労基署の方が首をかしげながら言いました。「今の時代にそぐわないですね」

まずは、問題の流れを整理してみましょう。以下は私と課長の会話。

課長「自由参加の勉強会があるんだけど……残業代は付かないんだ」

KOH「じゃあ、参加しません」←きっぱり断る

課長「いやぁ……自分のためにもなるし……参加して欲しいんだけど……」←だが粘る

KOH「面倒くせーなー……分かりましたよ。参加します」

それでは、ポイントを押さえてみようか。

参加は自由。だが人選されており、全従業員に話が伝わってるわけではない。つまり誰もが参加可能になってないとおかしい
強制ではないが、「お願い」がしつこい
勉強会の内容は業務に直結すること。機械操作にまつわることなど
特に「お願い」の部分が重要で、参加が自由なら従業員の意思を尊重しろと。

何故にしつこくなってしまうのか、まあ事情はお察し……課長も上からうるさく言われてしまってるからさ。

課長の上役(常務)が小狡いんだよ。
「俺が君に直接お願いしたわけじゃねーしwww」
「まあ、お願いする言い方にもよるよねwww」
って、この有様よ。ちょっとだいぶかなりムカつくよね。顔もムカつくわけだが。死なねーかな。

録音してる手前、キレるわけにもいかないので堪えた。最近、すっかり我慢できなくてね……頭にくると語気が荒くなってしまう。年取ると普通は丸くなるもんだが私は逆に角が立ってる気がしてならない。

本当ムカつくよね。経営者の多くがサイコパスらしいんだけど、なるほど納得だわ。この常務もかなりのサイコパスだろ。良心を感じたことがない。社長は幾分マシだけど。

違法と合法の境界線は個人評価にあり

この自由参加型勉強会がグレーかブラックか。その判断の基準に「個人評価」が絡んでくるそうで御座います。まあ、給料の話で御座いますね。

自由参加である勉強会を断って給料がマイナスになったとしたらブラック。とは言え、私は今後一切「自由参加」などと謳ってる会社の勉強会に参加するつもりは御座いません。勉強会不参加により給料が変化するのかどうか、時間は必要でしょうかね。ただ、賞与の話となると微妙か……まあ、ボーナスなんぞあってないようなもんだしね。

先日、面談が行われた。で、この勉強会に参加させられてるのが納得いかないので、思ってることを伝えたら「あーそー! じゃあ、欠席してもいいよ別に!」と、投げやり気味に言い放ってきやがった。

つーかさ、欠席 ってどう言うことなのよ。参加は自由だろ惚け茄子! 最初から参加する形になってんじゃねえか! このことを労基署の方に伝えたら「欠席って……」と苦笑い。まあ、普通は同じ印象を抱くわ。

会社との付き合い方を考える

大事なことは、賃金の出ない会社の活動(業務に直結するような)に参加させられそうになったら断るべき。きっぱりと。忘年会とかもある意味で会社の活動の延長でしょうかね。

ちょっと気の弱い社員だと渋々と従ってしまうのでしょうが……ストレスを抱えながら嫌々出社するのは健康的とは言えない。あるいは辞めちまうとかな。

「置き土産」を用意できればと思ってるので、もう少し粘ろうと思います。ぶっちゃけ、すぐに辞めたいんだけどね。ただ、残される仲間を思えば……彼らも日頃から愚痴ばかりだしね。

いつ会社とトラブルになるか分からないから、レコーダーは必須。今回、スマホのアプリで録音してみたんだけど音がいまいちだった。だもんで、専用のレコーダーを用意した方がいいでしょうね。

時間外労働についてはどうか……例えば、始業前のラジオ体操やらミーティングも労働時間に含まれてないとアウト。始業10分前からとか早く仕事を始めるなど……これらも労働時間に含まれてないと会社的にアウト。記録できるならばきっちり記録しておき、労基署へ報告するのもありでしょう。

参考までに、こちらの記事を紹介しておきます。

SankeiBiz:スズキ工場始業前体操など未払い賃金

労基署で相談するならば、可能な限り資料を用意すると良いでしょう。私も今回、できる限り資料をかき集めました。大事なのは、第三者から見て如何様に判断できるのか、だそうです。

今回担当してくれた労基署の方は「資料を見る限り、いずれも業務に関係する内容ですね。まあ、この勉強会その物が違法とは言い切れないのですが……」と言いながらも問題なしとも言えない渋い顔。口ごもり、結構長い時間悩んでました。いや、本当にグレー。そもそも、賃金が発生してるなら何の問題もないわけで。

最終的に、このグレーをどう解釈するのか……それは裁判所の判断となるところなのでしょうが、今回はそこまで突っ込んだ話はしなかった。是正勧告やら法的手続きの段取りとかね。まあ、やるにしても証拠がもっと必要になるかな。でも、色々と勉強になったから良かった。

とにかく記録が必要。だもんで、私は今後徹底的に記録を残そうと画策してます。まあ、会社を辞めるのが一番健康的なんだけどね。

私が勤めてる会社は肥だめが如く。飛び回るは銀蠅ばかり。

蠅叩きを振るうにも体力が必要でね。強力な殺虫剤が欲しいなあああ!!

( ̄▽ ̄)< 一吹き……☆

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『労働基準監督署へ行った話』へのコメント

  1. 名前:SERUNA★静岡 投稿日:2017/11/18(土) 15:49:23 ID:1f51b8a93 返信

    こんにちは。
    神経をすり減らされるだけの例の会社ッスね。
    勉強会、投げやりに逆ギレしてくるとか、結局強制じゃないか。
    もう本当にKOHさんが可哀想だわ。(´・ω・`)

    そういえば私が最後に勤めた所も酷かったですよー。
    「飲み会」「食事会」「反省会」と称した深夜のミーティング。
    賃金つかないのに、眠い目こすって皆でファミレスで話し合いとか
    タダ飯が食えるとはいえ、アレ、憂鬱だしすっごく苦痛だった。
    今考えたら訴えてやれば良かったかなぁw

    • 名前:紅@KOH 投稿日:2017/11/18(土) 19:56:41 ID:1f51b8a93 返信

      毎度どうも!

      いやね、怒りを通り越して呆れるというか……本当に駄目だわ、あの会社は。

      つーかね、どこまで金を出し渋るのかと。最低限の賃金でも出しておけば問題にする社員は皆無だと思います。分かってるのかどうか……

      私はこの問題をこのまま終わらせたくないので、今後も取り組んでいく所存で御座います。身銭を切ってでも、あのクソ会社に一撃食らわせてやらんと気が済まない。労働者を舐めきってやがるからな!